世間で言われる「陰謀論」について
夫婦で議論した時のこと。
事実は一つなんだから!
といった、おっさんの言葉に、
私は違和感を感じたので
いや、事実は一つではないと、
私は思う
と言ったら、そこから、延々と、
この繰り返しが繰り広げられた。
ある人には、そこに「コーヒー豆」が見えているけど、
コーヒー豆の概念のない人には見えていないと思うよ
いや!
《「コーヒー豆」がここにある》
ということは、事実だということに間違いない!
それはトシカツさんの事実であって、全ての人の事実じゃないよね
こんな感じで、対象は、「コーヒー豆」だったり、「りんご」だったり、「風鈴」だったり、「幽霊」だったり。
いろいろ対象は変わりながら、この会話は、延々と繰り返された。
(延々と・・と言っても、2時間ぐらいだけど)
自分と相手は次元が違う
そもそも、『この世界のしくみ』として、
一人一人、みんな次元が違う。
一人一人、みんな次元が違う
トシカツさんが、「3次元a」だったら、
私は「3次元b」とか、そんな感じ。
「3次元a」の中には、
トシカツさんしかいない。
「3次元b」の中には、
私しかいない。
だから、「この世界は、私一人」
という風に、言われるわけだ。
この世界には、11次元? 12次元 13次元?
どこまであるのか、よーわからんけど、(増えてるっぽいし)
例えば、13次元まであったとして、そこまでの全ての次元、ぜーんぶ、ひっくるめて「宇宙」。(ここの言い方も、「神」とかでも、なんでもいいんだけど)
すべてを素粒子とか、もっと、もっと、人間が計測できないレベルの小さい粒にしていくと、結局のところ、「すべて同じ素材」で出来ているので、言ってみれば「すべては1つの存在=ワンネス」ってことになる。
ちょっと、ややこしくなってきちゃうかもしれないけど、とにかく
一人一人、みんな次元が違う
という「しくみ」がある。
だから、誰かに対して、自分が何かをコントロールしようとしても無駄だし、結局は、自分の次元では、自分一人しかいないから、別の次元の誰かに対して、自分の手で、直接、影響を与えることは出来ない。
もちろん、間接的に、「刺激剤」みたいな感じで、影響を与えることは出来るけど、それも、どのように受け取るかは、受け取り手次第なので、表現するなら、「影響を与える」というより「刺激を与える」という感じだろうか。
次元が違うという事は、それぞれの次元で、それぞれ好き勝手な世界を創り上げているから、
「りんごが、ここにある」
「●●ウイルスが、世界中を蔓延している」
「コーヒー豆が、ここにある」
と思っている自分の事実は、他人にとっては、事実ではないかもしれないわけだ。
自分の事実と他人の事実は違う
「りんごが、ここにある」
「●●ウイルスが、世界中を蔓延している」
「コーヒー豆が、ここにある」
これも「りんごというものを知らない」「りんごという概念が無い」という人にとっては、
そこに《りんごが無い》という事実が存在する。
でも、おっさんは、こう言う。
僕が、手に持って、「ほら、ここにあるでしょ」と言えば、相手は見えるはず!
そうだね。それは見えると思うよ。そこで《認識》できるから。
でも、りんごを知らない人にとっては、「何か赤いものを持っているな」と思うだけなので、「それは何?」と聞いてきて、そこで、おっさんが説明すれば、その人の中に「りんごの概念」が新たに出来るわけだ。
そうすると、完全に「りんご」と認識できるので、その人の世界では、「りんご」が存在するようになるよね。
ようは、
その概念を持っていない人にとっては、
本当にそこに存在しない。
ということ。
幽霊という概念を持っていない人にとっては、幽霊は存在しない。
コロナという概念を持っていない人にとっては、コロナは存在しない。
風鈴という概念を持っていない人にとっては、風鈴は存在しない。
逆に
幽霊がいると信じている人にとっては、幽霊は存在する。
コロナを信じている人にとっては、コロナは本当に存在する。
風鈴という概念がある人にとっては、風鈴は存在する。
という感じ。
その概念を持っていない(信じていない)人にとっては、本当にそこに存在しないという世界がある。
ある人にとっては、存在するし、
ある人にとっては、存在しない…というわけだ。
別の似たような例で、こんなのもある。
よくさ、モノが無くなったりするじゃんね。今まであったものが「どこを探しても無い!」のに、誰かが、「ここにあるじゃん!」というと、「え? そこ、さっき探したのに無かったよ!」っていう感じのこと、よくある事だと思うんだよね。
それも、何かの必要性があって、その人の世界では【存在させない】という事が起きていると思うんだよね。
いや、それは、ちゃんと探していないだけでしょー!!
トシカツさんの言い分は、
これまでの一般的な考え方。
でも、「そうではないかもしれない」と思うことで、視野が拡大して、どんどん「冴えて」くるんだけどね。
この場合は
その人に何か必要だったから、存在していたものを、急に存在させるのをやめた
という例。
その人の次元では、自分がシナリオを書いているようなもんだから、自由に世界を創っている。
「モノが無くなった」という事は、単純に無くなったわけではなく、その人にとっては「モノが無くなる世界」を創る必要があって起こっている。
これ、次の日に面白いことが起きたので、
続きは次回に。
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