今、あなたに必要なメッセージだよ 「SoYo風オラクルカード」引いてみてね!

地獄とは何なのか?

地獄とは何か

まず、はじめにこれを書いておきますね。

天国も地獄も、人がつくった「概念」だということ

ここを、決して忘れてはいけないこと。

だから、天国も地獄も、自分が認識するかどうかに、関わってくるんですよね。

同じ場所でも、天国だと思えば、天国だし、地獄だと思えば、地獄だ、ということ。

その上で
「地獄とは何か?」を書いてみたいと思います。

目次

この世界は地獄?

「地獄」という文字を見て、「見たくない」「意識したくない」という人も多いと思います。

物々しい雰囲気満載だし、言ってみれば「悪い世界」のイメージであることは間違いないし。

私が、日々感じることは、毎日、生活のためにお金を稼ぎ、そのために自分を犠牲にして、身を粉にして働き、会社のストレスにまみれて、とても大変な毎日を送っている人が多いように感じるんです。

いまや、2人に1人がガンに罹ってしまうというこの世界は、まさに、こういう自分を犠牲にし続けて、必死に頑張ってきている人が多いからではないかと思うほど。

お金が無いと、生活ができない。
お金が無いと、不安だ。
お金が無いと、軽蔑される。

こうやって、お金に囚われ、日々苦しんでいますよね・・。

この「苦しみ」こそが
【地獄】の世界の一つだと思うんです。

さらに、お金だけではない【地獄】が
この世界にはある・・。

それは、

「お金が無いと、軽蔑される」

まさにコレ。

お金を稼ぐ人、ビジネスで成功する人は、
確かに素晴らしいと思う。

そして、自分が大して稼いでいなかったら

(どういう基準で、そう思うのかは、
その人次第だけど)、

そういった経済的に
成功している人を見て

「自分なんて…」と
比較して自分を卑下してしまったり、

「あいつなんて…」という怒りになって、
妬みが出てきたり

そう考えると、
人間って、面倒くさい(苦笑)

こうやって、誰かと比較することが、
苦悩の原因になるんですよね。

でも、この現実では、
どうしても比較してしまい、
無意識に【競争の世界】に入り込んじゃう

【競争の世界】は、まさに「闘い」。
ある意味、生きるか死ぬかの闘い。

「生きるか、死ぬか」
これを、言い変えると

「自分の存在意義を主張するか、
自分の存在意義を放棄するか」。

私が凄いんだ。(私は金持ち)
お前はショボいんだ。(お前は貧乏)

もっと、別の言い方で書くと

私が正しいんだ。
お前は間違っているんだ。

こんなことを、毎日繰り返している。

そうやって自分の存在意義を見出そうとしちゃう。
そして、これは絶対に証明することはできないのに、証明しようとしちゃう。

とにかく【闘い】をしている限り、
そこに「地獄」が存在しちゃう。

自己否定、妬み、恨み、罪悪感、
後悔、怒り、悲しみ・・・

誰かと比較することで、
これらの感情にどっぷり浸かり、苦しむ。

「あいつが悪い!」を
グルグル、グルグル、
ずっと考えて、何か攻撃をしかけちゃう。

そして、攻撃をしかけた後は、
スッキリ、気持ちよくは絶対にならないんだよね。

後悔、罪悪感など、結局のところ、
イヤなエネルギーを食らうことになっちゃう。

だから、この世界は
既に「地獄」ってことになっちゃうんだよね・・。

地獄は自分が創り出している

よくよく考えると

「あいつが悪い」と思って、自分が攻撃をしても、爽快な気分には絶対にならない

じゃ、逆に

「私が悪い」と思って、後悔し続けても、爽快な気分には絶対にならない

だから「相手を攻撃する行動」も
「自分が悪いと思い続ける行動」も、

味わう感覚は、爽快にはならないよね・・。

だから、結局のところ、

どっちにしても、
味わう感覚は一緒じゃん

ということになっちゃう。

なんと、私たちは、
不毛なことをやっているんだろうか・・・(;・∀・)

とにもかくにも、この一連の行動は、
全部自分が勝手にやっていること。

そもそも「あいつが悪い」とか思わなければ、
自分が攻撃することもなく、
イヤな気分になることもない。

そう考えると、結局のところ、
地獄は自分の創り出している世界に過ぎない
ってことになるんですよね。

地獄から抜け出す方法

地獄から抜け出す方法は、たった一つだと、
私は思っています。

それは、

誰かとの比較をやめること

誰かと比較するから、
「闘い」が始まっちゃう。

同じ闘いでも、
自分の中での闘いなら、
どうだろう?

こんなに「地獄」のような思いは
しないんじゃないか?

じゃ、誰かが自分に「攻撃」してきたらどうすればいい?

という疑問が出るだろうが、そもそも、相手からの「攻撃」は、《あなたの幻想》にすぎないと思うんです。

なぜなら「攻撃されている」という認識は、《自分だけの認識》だから。

もし相手が

「これから、あなたを攻撃して、あなたの存在意義を消します」

と、たとえ宣言したとしても、この相手は、自分のことを全くわかっていないだけ。

本当のところ、すべて《自分のためにやっている》だけだということを、全くわかっていない‥から。


あなたが「攻撃」と思っている
その言動は、相手の立場から見ると

《自分を満たす》ために、
それ(あなたへの攻撃)をやっている

《自分に何かを気づかせる》ために、
それ(あなたへの攻撃)をやっている

《自分がイヤな思いを味わってみたい》
と思って、それ(あなたへの攻撃)をやっている

結局のところ、相手は、
自分が体験したい事をやっているだけ

だから、しょせん相手がどう思って、
そういう言動を取っているのかは、

ぶっちゃけ、あなたには関係ない・・ってことになるんですよね。。

たまたま、それをやる相手が、
あなただと、ちょうどいい体験ができるから

(それはあなた自身も同じ)
やっているだけ・・。

たまたま、お互いに、
やりたい体験が合致したから、
その体験をやっているだけ・・。

みんな都合よく自分の頭の中で、
自分の世界を創り上げている・・。

ここを、頭ではなく、
日々の体験の中で、

心で理解(腑に落とす事)ができると、イヤな地獄という概念は無くなるんだと思います。

最後にもう一度、書いておこーと思います。

グルグル、グルグル、
相手を責め続けている行為、

グルグル、グルグル、
自分を責め続けている行為、

これが、地獄なんだよ。

相手を責め続けていても、
自分が疲れて、傷つく。

自分を責め続けていても、
自分が疲れて、傷つく。

結局、
自分のことを傷つけることが出来るのは、
自分だけ…ってことになるんですよね。

ココに気づけるかどうかで、地獄ゲームから脱出できるかどうかが、決まってくると思います。

この記事を書いた人

2021年5⽉に40年間住んだ東京から沖縄に移住。

大手IT企業にて100人規模のセミナー講師、および講師育成に従事。
TV通販企業では商品企画・開発を担当するなど、ビジネスパーソンとして多くの経験を重ねる。
その後、特別な体験を経て独立。
ビジネスパーソンの経験を活かし、働く方の悩みを理解して寄り添える愛のあるセラピストとして活動。
IT関係やビジネスに関する内容など様々な現象についての相談はもちろん、普通からの自立、本質に至る話まで、独自の視点で発信している。
活動の一部を法人化し起業。
経営に携わる傍らで、使命の一つでもある執筆活動を行い現在に至る。

● 合同会社SaRaYu COO
● Kindle書籍「無を知る事で得られる最高のギフト」Amazonの6部門でベストセラー1位を獲得。

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