ここで言う「やりたい事」とは、生涯を通して、自分が他者に対して「何を提供していくのか?」という事。
趣味とかという話ではなく、イメージ的にはお金をもらって行う「経済活動(仕事)」の事を指すが、お金をもらわなくても「やりたい」事を指します。
これは、言い変えると、使命みたいなものかもしれないけど。
結局は、なんとかなるモノ
「今の仕事、イヤ! 今すぐにでも辞めたい!」
そう思っている人は多いのではないかと思います。
「イヤ」だと思っているのに、どうして、今すぐ【辞めない】の?
それは、やはり「生活がかかっているから、生きていくためには仕方がない」という
「諦め」「犠牲」「我慢」といったような気持ちがあるからだと思うんです。
その気持ちも痛いほど、よくわかる。。
私自身も、「辞めたい!」と思ってから、かなりの年数が経ってから、辞めた本人だから。
その時の私は、辞めてしまったら
今まで入ってきた収入が
無くなるという「不安」
私が辞める事で多くの人に
迷惑がかかるという「罪悪感」
大きく、この2つがあったと思います。
この2つが大きく私の前に立ちはだかり、なかなか辞めることができなかったんですよね。
でも、辞められたのは、なぜかというと、
それは実のところ「勢い」でしかなかったんですが。
辞めたいなら、今すぐ辞めろ!
という声が、どこから、ともなく降りてきて。
あまりにも強烈だったので、
そこから「辞める計算」をしはじめたんです。
あの人と、この人と、あの人にお願いすれば
仕事を出してくれるかもしれない
その頭で考えると同時に その日に
「辞めたいです」と伝えたんです。
理由は、直感で、
適当に「身体の不調」を訴えたのですが。
具合が悪いなら、明日から有給に入って休んでいいよ
なんと! 辞めたい旨を伝えた次の日に辞めることができたんですよ。
私はルーチン的な仕事ではなかったので、それが可能だったのかもしれなけど。
だとしても、私にしたら、奇跡としか思えなかったんです。
そもそも、辞める時、有給は全部消化できない会社だったことを考えると、ヤバいぐらいの奇跡。
この時、私は事業副本部長で、重要なポジション(小さい会社だったが、実質会社でNo.2の存在)だったにも関わらず、あっさりと辞められたのは、本当に奇跡。
会社的には、身体の不調は、相当「ヤバい」事項なのかもしれないけど。(訴えられたりしたら、会社としては困るから)
その後、私は、ある人の仕事を手伝いながら、Webの勉強をしはじめました。
この時、時間はかなり自由に使えたが、会社に勤めていた時とほぼ同額の報酬をいただくという奇跡もあったんです。
あんなに、「私が辞めたら、会社は困るから、どうしようか」と悩んでいたけど、いなければ、いないで、全然どーにかなるもんなんだなー、と実感したんです。
悩んでいた自分をアホらしく感じたのを、キョーレツに覚えていますw。
で、結局、ここで何を言いたいのかというと、
「エイ! ヤー!」で辞めてしまっても大丈夫! ぶっちゃけ死ぬことはないし、なんとかなる!
ということ。
これ、私だけではなく、いろんな人からも、同じような話はよく聞くんですよね。
【自分の不安の90%以上は起きない】と、今は、科学的にも証明されているらしいし。
だから、結局のところ「エイ! ヤー!」ができる勇敢な心、勇気ってヤツを持てるかどうかが勝負なんだなぁ、って。
そもそも、自分の本当にやりたいことは何なのか?
じゃ、その勇敢な心を持つためには、「どーすりゃーいいのさ」と思いますよね。
勇敢な心なんて、持ちたくても、簡単に持てるわけではない。
だって、人間には【生存本能】というのがあって、とにかく【リスクを避ける】わけだから。
【リスクを避ける】ための一番Goodな方法は《何もしないこと》。
私のところにくるクライアントさんで、
「やりたい事がみつからい」と言い続けて《何もしない》人が、とても多いんだけど
しゃーない。【生存本能】なんだから。
本当に、その一言に限ります。
この「リスク」っていうのは、昔は本当に「生きるか死ぬか」だっただろうが、今は、「変化する」ということが、その人にとっての「リスク」なんですよね。
変化するのが怖いわけで。
生きていけなくなるかも…と思うほど、怖いわけで。
わかる。
痛いほどに、よくわかる。
ヤバいほど、よくわかる。
私も本当に、「エイ! ヤー!」を《勢い》で会社員を辞めるまでは、かなり怖かったから。
でも、本当に「やりたい事を見つけたい人」は、そこの勇敢な心を持つ必要があるんですよね。
なぜなら、「やりたい事をみつけたい」といい続けている人のほとんどが、
このままでいい。このままでいたい。
と思っているから。
そういう人は、そのままでいいと思う。
なぜなら、それが、その人の【一番やりたい事】だから。
まずは、自分が見つからない理由は、これかもしれない…ということに気づくことが大切だと思います。
そして、
それに気づいても
「どうしても、私は、
やりたい事を見つけたい!」
「どうしても、私は、
楽しんで仕事をしたい!」
「どうしても、私は、
やりがいのある仕事をしたい!」
と思っている方に向けて、記事を書いてみようと思います。
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